Dタワー富山

官・民が連携し、賑わいを生み出す新たな街のランドマーク

Dタワー富山(民)は、駅と環水公園との中間に位置する好立地を活かし、富山市の新たな拠点として、オーバードホール/中ホール(官)と連携して、まちに賑わいを生み出す新しいカタチとして計画している。Dタワー富山と中ホールとの間には文化施設と商業施設が賑わいを共有する官民が連携した、「キャニオンストリート」を整備した。キャニオンストリートに面した低層部はリズミカルに繰り返す中ホールのデザインと呼応した壁と開口部のデザインにより、魅力的な外部空間をつくることで、人を誘い込み、人が集まる場を創出している。壁は特注の有孔折板を採用しており、富山の立山連峰をイメージした山型の孔形状とし、折板の異なる角度と開口率により、見る角度によって多様な表情が浮かび上がる計画とした。オフィス階となる高層部は、建物ボリュームが浮き立つ軽やかで象徴的な構成とした。

名称
Dタワー富山
所在地
富山県富山市牛島町
主⽤途

事務所・飲食店舗・物販店舗

竣⼯年
2024年3月
延床⾯積

16,935.88㎡

構造

鉄骨造

階数
7階
備考

久米設計・押田建築設計事務所 設計・工事監理共同企業体